ウメ子の子育て&映像翻訳日記

会社員として働きながら、夢だった映像翻訳の仕事を副業でスタート。2児の母。育児、仕事、趣味についてのいろいろ。

海外の離乳食 どんなものを食べさせている?

こんにちは、ウメ子です。
0歳の息子と3歳の娘を育てています。

先月から息子の離乳食を始めました。
離乳食といえば、日本では10倍がゆから始めるのが一般的ですが、海外の赤ちゃんは何を食べているのでしょう。
急にとても気になり、いろいろと調べてみました。

面白い本に出会い、個人的に海外の友人にも聞いてみたので、紹介してみます。

世界の離乳食を調べた本『FOOD&BABY 世界の赤ちゃんとたべもの』

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世界の離乳食について調べていて、最初に出会ったのがこの本です。
24か国、46名のお母さん・お父さんへのインタビューやアンケートがまとめられています。
著者のきひら まりこさんは、2019年2月に静岡県浜松市にて「FOOD&BABY 世界の赤ちゃんとたべもの」と題した展示会を開催。その際に書籍化のリクエストがあり、この本を出版されたそうです。

本の中では、「最初のひとくちは何を食べさせるか」「いつから食べさせるか」「量はどうやって決めるか」「離乳食で気になること」など、いろいろな質問に対しての回答を見ることができます。

例えば、「最初のひとくち」を見てみると・・・

最初のひとくち
 ・イタリア:蒸したじゃがいもとにんじん  
 ・スペイン:フルーツ  
 ・インドネシア:パパイヤのピュレ、アボカドジュース、おかゆ(※人によって様々)  
 ・アメリカ:バナナやアボカド、小麦がゆ  
 ・ブラジル:おかゆやバナナ、さつまいもと粉ミルクを混ぜたもの、フェジョン(豆の煮込み)を潰したもの  
 ・ペルー:やわらかいお米を少しミルクでのばす、いろいろなフルーツ  
 ・ブータン:米ベースのセレラック(←詳しくは後述)  
 ・韓国:おかゆ  
 ・ガーナ:キビ、ヒエ、アワなどのおかゆ

 

このように、国や人によって様々な食べ物をあげているそう。
最初にフルーツをあげる人も多いようです。
日本では必ず「10倍がゆ」から始めるイメージがありますが、もっと広く構えてよさそうですね。

ちなみに、ブータンの「セレラック」というのは、ネスレが出している有名な離乳食シリアルのことだそう。
お米や小麦、野菜などが粉ミルクのような粉末状になっていて、お湯と混ぜて食べさせます。10倍がゆのような見た目です。
UK向けの公式サイトを見てみると、6か月向けには「米ベース」「小麦ベース」「米ベース+野菜入り」の3種類があるようです。
作り方はネスレの動画が参考になります↓

youtu.be

本の中で驚いたのは、ブータンでは8~9か月から唐辛子を食べ始める子もいるそうです。
ブータンでは唐辛子は香辛料ではなく、野菜や果物だとみなされているそうで、離乳食としても取り入れられているのですね。

巻末には世界の離乳食が写真つきで紹介されていました。
個人的には、インドネシアの「骨髄がゆ」というのが美味しそうで気になります。
米粉、ココナッツミルク、パンダンリーフなどで作られたおかゆ
どんなお味か気になります^^

 

海外の友人にも聞いてみました

本を読んで、もっと世界の離乳食を知りたくなったので、海外の友人にも聞いてみました。アメリカとマレーシアの友人からの情報をシェアします。

アメリカ(※2人に聞き取り)

・Jさん
 最初のひとくちは、アボカド。次に蒸した野菜。その後、おかゆなど。

・Mさん
 最初のひとくちは、ライスシリアル。生後6か月ごろ。
 ライスシリアルが気に入らず、リンゴを試したら成功。
 その後、小さく切った洋梨や蒸したさつまいもをあげたとのこと。

便利グッズ mesh feeder

Mさんによると、アメリカには "mesh feeder"(メッシュフィーダー) という離乳食グッズがあるそう。
日本でも売っているようで、こんなものです。


キッズミー 6か月からの離乳食フィーダー モグフィ 【日本正規品】 Lサイズ ラベンダー

リンゴや蒸した野菜など、固形物をメッシュ部分に入れて、それを赤ちゃんがおしゃぶりして食べることができます。
固形物をのどに詰まらせずに食べることができるので、とても便利とのこと。
実際に赤ちゃんが食べている様子の動画を見つけたので、紹介してみます。

www.youtube.com

赤ちゃんが自分で持って食べられるのがよいですね。準備もラクそうです!

マレーシア(※1人に聞き取り)

・最初のひとくちは、おかゆ。生後6か月ごろ。
 次にいろいろなフルーツジュース。はじめての固形物はリンゴ。

フルーツジュースを離乳食としてあげるのが新鮮でした。
さすが南国フルーツの国ですね^^

まとめ 海外の離乳食を知ると、肩の力が抜ける!

海外の離乳食を調べてみると、いろいろな進め方があることが見えてきます。日本は離乳食の進め方がきっちりと整理されていて、本などを見ながら丁寧に進めるイメージが強いですが、世界のダイバーシティをのぞき見ることで、肩の力が抜けるなと感じました。

ちなみに私の息子(現在7か月)は食にあまり興味がないようで、離乳食をあげると「なにこれ?スプーンに何かベチャベチャしたものがついてるけど…?」的な反応を示します(笑)。mesh feeder を試してみようかな・・・
いろいろ工夫しながら、気長に進めてみたいと思います^^

お読みいただきありがとうございます。

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