こんにちは、ウメ子です。
私は週5日勤務の会社員をしながら、副業として映像翻訳者をしています。
今は育休中で会社をお休みしていますが、
今日は会社勤めと映像翻訳の仕事を両立していた頃の実態について書いてみようと思います。
これから副業として映像翻訳者を目指そうと思っている方にとって少しでも参考になれば幸いです。
翻訳作業は平日夜と休日に
私の場合、平日は退社して帰宅後に2~4時間程度、休日は出来る限り予定をあけて4~9時間程度を映像翻訳にあてていました。
受注できる仕事量は、やる気次第…!
あまり無理をしないタイプの私の場合は、大体1週間の納期で5~10分の尺の映像を1本受けていました。
ただ、私は翻訳スピードも遅いですし、これは少ない方だと思います。
翻訳仲間から聞いた話によると、もっと熱心な翻訳者さんは、会社勤めをしながら1か月でドラマを数本手掛けたりするそうです。
その分、夜遅くまでor早朝から作業をしていて、体力的になかなか厳しいようですが… 本当に尊敬です(><)!
なので、あまり参考にならないかもしれませんが、受注量はやる気(と体力)次第なのかなと思います。
短い尺の映像ってどんなものがある?
上記で「5~10分の映像」と書きましたが、実際にどんな映像があるのでしょう?
あくまで私の経験ですが、短い尺でも素敵な動画がたくさんありました。主にネット配信動画が中心です。
・著名人のインタビュー動画
・ドキュメンタリー系
・企業のPR動画
・Eラーニング
長い尺の映像を複数人で分担して訳すこともあるため、
担当できる分数が短くても、長い番組の一部を担当できる場合もあります。
収入面は?
これは受注量にもよると思いますが、副業としてやる場合、収入はあまり期待しない方が良いと思います。
会社名は出せませんが、私が登録している会社の平均的な単価は<800円/分>です。例えば、5分の映像を訳すと4000円の収入になります。
(※もっと低いことも多々ありますが…単価ついては別途書いてみたいと思います。)
なので、マイペースな私が1か月で毎週5分の映像を1本担当したとすると、4000円×4本で月収入は16000円ほど。
これはあくまでウメ子の場合なので、もっと頑張っている翻訳者さんや単価の異なるお仕事であれば変わってくると思います。
ただ、本業やプライベートの時間も大事にしたい場合、やはり収入はそこまで上がらないのではないかと思います。
私の場合は本業がある分、収入面は特に重きをおかず、夢に向かってとにかく経験を積みたいという一心で続けています!
副業→フリーランスへの転向はあり?
情報収集をしていると、会社員との兼業からフリーランスに転向した方はある程度いらっしゃるようです。
ただ、一般的な新米翻訳者として個人的な意見を書くと、安定した収入を求める場合、すぐの転向はなかなか難しいかな…というのが印象です。
何にせよ、新米だと翻訳に時間がかかります。ベテランの方はどのくらいの作業スピードで翻訳されているか分からないのですが、
私の場合、<800円/分>の単価で今の会社の月給と同額を得ようと思ったら、毎日寝る間も惜しんで働かないといけません。
いつか映像翻訳1本で頑張れるようになりたいなと思ってますが、翻訳スピードを上げるか単価が上がるかしないと、フリーへの転向はなかなか難しいのではないかなと感じています。
ひとまずは、育休中にできるだけお仕事を受けて、経験を積みながら翻訳のスピードと質を上げていきたいです!
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以上、副業としての映像翻訳の実態をまとめてみました。
あくまで一例ですが、少しでも参考になれば幸いです^^